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テンダーヒル日記

本館、敬老会第2部!

カテゴリ: 日々の出来事(本館)
更新日:2013年10月19日

第一部は、ホームページでご覧になっていただけましたか?
まだの方は宜しければ第一部から楽しい「敬老会」の模様をご覧になっていただければ幸いです。

さてさて、おやつを食べて、お腹も満たされたところで、敬老会の後半の始まりです。
         
 奈良県立盲学校高等部3年生の市川純也様より、ピアノの演奏をお聴かせいただきました。
市川様は、特殊な疾患により1歳で光を失われました。しかし、その代わりにとても優れた聴力の持ち主となり、3歳のころにおじいさまからもらわれたキーボードがきっかけで、音楽のすばらしさに目覚められました。
 

           
 私たちに馴染みのある曲から、ご自身で作曲されたオリジナル曲などご披露していただきました。
お父様の曲紹介の通り、星空のすばらしい情景が浮かぶような曲で、心の底から癒されました。
 純也様は、人前でお話しをするのは少し照れてしまわれるようですが、ピアノの音色はすごく優しくて、力強く、心に響く演奏でした。
 
 続いて・・・
 
ご入居者様の御家族様で、敬老会催しを知って下さった時から、是非とも演奏をと申し出て下さいました。
公門俊之様は、NHK交響楽団に入団され、ウィーンでの留学を経て、2004年に楽団を退職された後は、NHK交響楽団嘱託職員として活動をしながらも、音楽会の企画構成や河合楽器製作所出版の「楽しいバイオリン」という書籍の監修にも携わるかたわら、多くの音楽会を主催されています。近年では、ヴァイオリン教室での専属講師として後進の育成指導も行っておられます。
 
公門様とは古い知人であり、テンダーヒル御所も日頃からお世話になっている船宿寺の菅原真美様には、ピアノの伴奏をしていただきました。
 清らかであり、力強い演奏をきかせていただき、また、私たちが口ずさめる「雪の降る街を」「月の砂漠」「早春賦」なども演奏してくださり、入居者様や御家族様が懐かしく口ずさんでおられました。

第2部は、心から癒された時間でした。
テンダーヒル御所が企画した敬老会に賛同をしただき、皆様の協力をいただいてすばらしい会にしていただけたと感じています。

 御家族様に来所していただいて一緒にすごしていただける唯一の機会でもあり、楽しいひとときを過ごしていただけたかと思います。
今後もこのような機会を増やして行ければと思っております。
 
 
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